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号外はやぶさ2、地球に帰還 豪砂漠でカプセル回収
社説

コロナ下の夏休み 子のストレスに目配りを

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 8月に入り、学校の夏休みがようやく本格化している。新型コロナウイルスの影響で休校が長期化したため、夏休み期間が各地で大幅に短縮された。

 文部科学省の調査では、期間として最も多いのは公立小中学校で16日間、高校で23日間だという。

 コロナ下で子どもたちはさまざまなストレスを抱えている。

 国立成育医療研究センターは、休校中と学校再開後の2回、小中高校生らを対象にアンケートを実施した。いずれの場合も「コロナのことを考えると嫌な気持ちになる」や「最近集中できない」が3割から4割に達し、強いストレスの症状が示された。

 「自分の体を傷つけたり、家族やペットに暴力をふるったりする」という子も約1割いた。小学生に目立つ傾向だという。

 休校中は、友達と会えないことなどがストレスになった。学校再開後は、学習の遅れを取り戻すため時間割が過密になったり、友達といつも一定の距離を保つなど不自由な学校生活を強いられたりしている。

 そんな中で迎える夏休みである。子どもの不安を大人が受け止め、和らげることが大事だ。

 例年なら、日常から離れて親子で海や山へ出かけるなどしてコミュニケーションを深められる。だが、地域によっては、感染拡大を防ぐため行動範囲を制限するよう求められている。

 それなら例えば、身近な公園や河川敷で一緒に自然観察などをしてはどうだろうか。親のお気に入りの図書を子どもに薦めるのもいい。共通の体験を通じて、語り合う時間を設けられる。

 心配されるのは、子どもが一人でゲームにのめり込むケースだ。心の安らぎにはつながらず、生活リズムが乱れる恐れもある。

 親自身もコロナでストレスをため、子どもの面倒をみることに負担を感じる場合もあるだろう。

 家庭だけに任せず、学校や自治体が子どもの悩みを聞く体制を整える必要がある。育児の相談に応じる窓口も周知すべきだ。

 学校生活へのストレスを抱える子どもは、長期の休み明けに不安定になりがちだという。元気に学校へ戻ってこられるように、大人が目配りをしてほしい。

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