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ウクライナ東部で停戦入り 紛争終結の見通しは不透明

ウクライナ国旗=真野森作撮影

 2014年からウクライナ軍と親露派武装勢力が戦闘を続けてきたウクライナ東部で7月下旬、双方が停戦に入ることで合意した。ウクライナのゼレンスキー政権は紛争終結に向けた突破口にしたい考えだが、過去にも停戦合意は度々破られている。1万3000人以上の犠牲者を出してきた戦いに終止符を打てるのか。背景を探った。

無期限で「完全で包括的な戦闘停止」

 停戦は7月22日、紛争解決策を話し合うウクライナ、ロシア、全欧安保協力機構(OSCE)の3者協議で合意された。協議には親露派の代表も常に参加している。

 OSCEの発表によると、東部ドネツク、ルガンスク両州の紛争地帯では27日以降、「完全で包括的な戦闘停止」が無期限で実施される。あらゆる攻撃、偵察、妨害が禁止され、違反行為があった場合は新設される調整機構が対応を協議し、違反者には懲罰措置が取られる。報復行為は協議が不調に終わった場合のみ認められる。

 ウクライナのゼレンスキー、ロシアのプーチン両大統領は26日に電話協議を実施した。ウクライナ大統領府によると、両者は停戦合意を歓迎し、停戦順守のための追加措置を取る必要性について一致したという。

統一地方選控え、双方にメリット

 ウクライナと親露派や後ろ盾のロシアが停戦に合意したのは、10月に予定されるウクライナの統一地方選をにらんだ動きとみられる。ゼレ…

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