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伝統の食品包装材「経木」見直す動き プラゴミ問題、テークアウト需要高まる

機械で薄い板状に削られた経木を束にまとめる職人たち=栃木県那須塩原市の島倉産業で2020年7月20日午後1時半、湯浅聖一撮影

 昔から食品の包装材に使われ、プラスチック容器の普及で需要が大きく減少した「経木(きょうぎ)」。廃プラによる環境汚染が問題になる中、殺菌・抗菌効果や使用後の堆肥(たいひ)化、バイオマス利用など、環境に優しい製品としてその良さが見直されつつある。新型コロナウイルスの影響で飲食店が使うテークアウト用容器の受注も増えており、製造業者からは「経木がもっと身近なものになれば」と期待する声が上がっている。【湯浅聖一】

 栃木県那須塩原市三区町で、地元のアカマツを原料にした経木の製造販売を続けて約65年になる島倉産業の工場内。50年以上使っているという機械が「ガタン、ガタン」とリズミカルな音を立てて角材を削り、厚さ0・16~0・17ミリの経木に仕上げていく。2代目の島倉彰秀社長(63)は「木はそれぞれ硬さが違うので、同じ厚さに削るには機械の刃を微妙に調整する熟練の技が必要。最近は需要が増えているが…

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