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記者が見た偽証工作 那覇の高級ホテル最上階 袋の中には1000万円の束二つ IR汚職

紺野昌彦被告(左)と会話する佐藤文彦容疑者。佐藤容疑者の足元に、2000万円が入ったとみられる白い袋が置かれていた=那覇市内で7月22日、二村祐士朗撮影

 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、公判を控えた贈賄側の被告の供述を誘導する工作が、水面下でなされていた疑いが発覚した。4日、東京地検特捜部に組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で逮捕された会社役員の佐藤文彦容疑者(50)らは、収賄罪で起訴された衆院議員の秋元司被告(48)の後援会が背後にいることをほのめかし、現金をちらつかせながら、執拗(しつよう)に翻意を迫っていた。【二村祐士朗、遠山和宏、国本愛】

 7月22日夜、那覇市内の高級ホテル。市街地の夜景が一望できる最上階のバーで、男性が向かい合っていた。1人は、秋元議員に賄賂を贈ったとして起訴された中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦被告(48)=保釈中。そのはす向かいには、証人等買収容疑で逮捕された佐藤容疑者。2人は記者のすぐ近くで話を始めた。

 ソファの肘掛けにもたれるように腰掛けていた紺野被告は、背中をやや丸めて膝に手をついて座る佐藤容疑者の話にじっと耳を傾けていた。2人は談笑しつつ、テラス席に設置された喫煙所との間を何度も往復。佐藤容疑者は面会の途中で、背中の後ろに置いていた白い袋を取り…

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