大相撲7月場所 コロナ対策で寂しい「新大関お披露目」も優勝争い引っ張った朝乃山

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大相撲7月場所4日目、朝乃山(右)が送り出しで大栄翔を降す=東京・両国国技館で2020年7月22日、吉田航太撮影
大相撲7月場所4日目、朝乃山(右)が送り出しで大栄翔を降す=東京・両国国技館で2020年7月22日、吉田航太撮影

 大関経験者の前頭・照ノ富士(28)=伊勢ケ浜部屋=の復活優勝に沸いた大相撲7月場所。終盤の連敗で優勝こそ逃したものの、最後まで優勝争いを盛り上げたのが新大関の朝乃山(26)=高砂部屋=だ。3月の春場所後に大関に昇進したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月の夏場所が中止となり、さらに恒例の昇進披露祝賀会も行えず、静かな「新大関お披露目」となった。いまだ出身地・富山に帰省できていないが、それでも地元から届く応援を背に「優勝するのが大関の務め」と、2横綱1大関が休場した場所を最後まで引っ張った。

 7月場所を2週間後に控えた7月6日、ふだんなら番付発表が行われるタイミングでオンライン取材に応じた朝乃山がこぼした。「外出できないから『大関』と呼ばれる機会もないし、土俵にもしばらく立っていない。大関になった実感がない」。当時、日本相撲協会は7月場所の開催を正式に決めておらず、番付も「中止になった夏場所を踏襲する」として発表しないなど中途半端な空気が漂う中、思わず出た本音だった。

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