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コロナ激動180日

/6 「第2波」到来 病院襲った集団感染 /北海道

新型コロナウイルスの院内感染が道内で初めて発生した札幌呼吸器科病院=札幌市白石区で2020年4月12日、岸川弘明撮影

 「減便は、まずい」。4月15日、札幌市などからやって来る医師の「足」となる航空路線が減便されると聞いた中標津町長、西村穣(ゆたか)(64)は顔を曇らせた。この日、道内では感染拡大の「第2波」到来が宣言されていた。

 西村は「全日空ひがし北海道支店」(釧路市)に電話をかけ、支店長の土井田(どいた)成広(あきひろ)(51)に直訴した。「ドクターの通勤に欠かせない。飛ばせば赤字なのは分かるが、地域医療が成り立たない」

 全日空便は中標津―新千歳間を1日3往復していたが、2日後から1日1便に減らす予定だった。「医療過疎」と言われる地域。月間延べ約130人の医師がこの路線を利用し、出張してくる。町立中標津病院では循環器科など四つの診療科をすべて日帰りの出張医が担うなど、出張医なくして診療は立ち行かない。

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