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住民らと催し多彩に 共生のまちで躍動 まちの拠り所「Yosuga」代表・足立須香さん /大阪

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まちの拠り所「Yosuga」を活用して多文化共生の町づくりに情熱を燃やす足立須香さん=大阪市生野区で
まちの拠り所「Yosuga」を活用して多文化共生の町づくりに情熱を燃やす足立須香さん=大阪市生野区で

足立須香さん(61)=大阪市生野区

 今も、やる気まんまん、元気いっぱいの小学校の先生時代の姿そのまま。大阪市立御幸森小を2017年3月に退職し、翌年5月、校区内にまちの拠(よ)り所(どころ)「Yosuga(よすが)」=生野区勝山北5=を開設した。「ふらっと寄れて、出会いのある場所をつくろう」と力いっぱい呼びかけると、「先生が言うなら手伝わんとしゃあないな」と町の人たちが協力を申し出た。子ども食堂、演劇や映画の鑑賞会、カフェや夜店の開催、本と出合う会、人権研修と小規模ながら多種多彩な催しを次々に繰り出す。

 今里育ちだが、祖父が鶴橋駅前の市場で店を営み、よく出入りしたから、同駅やJR桃谷駅の東側に広がる、かつて猪飼野と呼ばれた地域を古里と思っている。その古里は子どもの頃、「誇るべきもののない所と世間では言われた」と話す。日本人の中では地域に大勢が暮らす在日コリアンへの偏見も根強かった。

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