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子どもたちの伝言

子どもたちが抱える学校内外での課題を、執筆者と一緒に考えます。

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学校現場をみつめて/158 学校の多忙化/5 改善策は工夫次第 /四国

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 多忙化の改善策を考えてみましょう。まず、勤務時間の観点からいえば、出勤と退庁時間の把握は必須条件です。実はこれが一番難しく、学校は勤務時間という意識があまりないという背景があり、教員自身も戸惑いながら対応しているというのが実情です。当然勤務時間を正確に把握する必要がありますから、時間管理を教職員自身が記録するという形が対応の主流ですが、これは逆に教員の負担を増やす結果となり、不評の声が聞こえてきます。そこでタイムカードやパソコンなどを活用し、自動的に把握する手法が求められますが、はたしてこれが普及するかは、今後の取り組み次第でしょう。

 一方で、残業体制にならないように、強制的に退庁する日を設定している自治体もあります。学校単位での取り組みが難しいのなら、自治体全体で決めようという動きです。こうなると、教員からは学校で仕事ができず、持ち帰り業務が増えると異論が噴出してくるのです。このように、時間管理はうまくいかないことが多いのですが、実際に運用した自治体では、それが日常となっていくため、教員自身も慣れてきて、勤務時間という課題が…

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