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記者の目

レオパレス21 無理な改修計画 その場しのぎは背信行為=岡大介(統合デジタル取材センター)

施工不良問題に関する記者会見で頭を下げるレオパレス21の当時の経営陣ら。再生への道は順調とは言えない=東京都中野区で2019年5月29日、竹内紀臣撮影

 賃貸住宅大手レオパレス21の施工物件に大量の手抜き工事が見つかった問題で、同社が実現不可能と知りながら楽観的な改修計画を公表した疑いがあることを4月29日付朝刊で報じた。レオパレスは報道を否定するコメントを出したものの合理的説明はなく、結局、計画は大幅な見直しに追い込まれた。再生のためには開き直りのような姿勢をやめて、施工不良を含めた不正にきちんと向き合うべきだ。

 経緯を振り返ろう。レオパレスは昨年10月末、明らかな不備がある物件約1万3000棟すべてについて「2020年中に改修を完了する」と発表した。しかし、私が入手した同じ10月付の内部文書で、同社は「月1500人の職人を確保しても約2年半かかる」と試算していた。しかもこの試算の対象は空室のみで、転居交渉に時間がかかる入居済みの部屋を含めると1年強での改修完了が実現不可能なのは明白だった。

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