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政府・与党は5日、臨時国会を9月下旬以降に召集する調整に入った。新型コロナウイルスの感染再拡大を踏まえた追加対策は2020年度第2次補正予算に計上した10兆円の予備費で対応可能と見ており、安倍晋三首相は秋の内閣改造・党役員人事もにらみつつ、召集時期を慎重に判断する方針。政権は野党の憲法53条に基づく早期国会開会要求も事実上拒否し続けており、野党は「首相隠しだ」と批判を強めている。
「かたくなに『とにかく嫌だ嫌だ』ということなんですよ。本当に困ったもんだ」。立憲民主党の安住淳国対委員長は5日、自民党の森山裕国対委員長と会談後、国会の閉会中審査への首相の出席を取り付けられなかったことを皮肉を交えて説明した。
会談では両氏は7日、予算委員会理事懇談会を開き、政府から状況説明を受けることで合意した。だが、答弁に立つのは財務省幹部ら事…
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