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消防隊員ら脱出用ロープ身に着けず 当初は白煙、その後爆発音 静岡・吉田の工場火災1カ月

工場火災から1カ月となり、殉職した消防隊員に静岡市消防局の全職員が黙とうをささげた=静岡市駿河区で2020年8月5日午前8時29分、古川幸奈撮影

 静岡県吉田町で7月、消防隊員3人と警察官1人の計4人が死亡した工場火災で、4人が緊急脱出用のロープをつけずに工場内に入っていたことが捜査関係者への取材で明らかになった。この地域の広域消防を担う静岡市消防局の活動要領が徹底されていなかった可能性があり、市消防局は調査委員会を設置して今回の消火活動を検証する。5日で火災発生から1カ月となった。

 火災は7月5日午前1時過ぎ、日用品製造「レック」(東京)の静岡第2工場(鉄筋2階建て、延べ約7000平方メートル)で発生した。通報を受けて駆けつけた4人は火元確認のため、1階から工場に入って2階へ上がった。市消防局によると、工場内は当時、白い煙が漂う程度だったが、午前2時7分に突然1階で爆発音がして黒煙と熱気が噴き出した。4人とは10分後に無線連絡が途絶え、焼け跡の2階で遺体が見つかった。死因は焼死だった。

 市消防局は、密閉した室内で火災発生後に空気が流入して…

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