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旧基準ならもう赤信号…危険水域分かりにくい「大阪モデル」

黄色くライトアップされた通天閣=大阪市浪速区で2020年7月13日午後7時28分、本社ヘリから加古信志撮影

 新型コロナウイルスを巡る大阪府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」が点灯しない状況が続いている。7月12日の黄信号から25日となる8月6日までに、重症者の病床使用率が70%に達しなければ赤にならないためだ。連日200人前後の新規感染が確認され、6日には225人と最多を更新。「危険水域」が間近に迫ってきても「赤信号」はともらず、基準の分かりにくさが際立つようになってきた。

 このため、吉村洋文知事は現行基準にかかわらず、医療崩壊の恐れが強まれば「赤信号」を点灯させ、独自の緊急事態宣言を出す意向も表明した。8月3日には、「25日以内70%にかかわらず、重症病床を超えるという判断になれば赤信号をつける」と述べ、医療体制が逼迫(ひっぱく)すれば赤信号を点灯させる可能性に言及。これまでも「客観的であるべき基準」が大きく2回、変更されており、「恣意(しい)的ではないか」と危惧する声が上がっている。

 大阪モデルは当初、感染拡大の早期覚知が目的だったが、7月からは経済重視にかじを切り、重症者の病床使用率を組み込むなどして、赤信号を点灯しにくくした。国が改正新型インフルエンザ等対策特別措置…

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