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演劇 劇団チョコレートケーキ「無畏(むい)」 大胆な虚構で歴史を検証=評・濱田元子

林竜三(左)と西尾友樹=池村隆司撮影

 大胆なフィクションが、過去と地続きにある今の日本の現実をもヒリヒリとあぶり出す。

 歴史を題材にした硬質な会話劇で濃密な空間を創り出す劇団チョコレートケーキ。座付きの古川健の書き下ろし新作は、南京事件の首謀者として東京裁判で裁かれた陸軍大将、松井石根の「責任」を検証しようという試みだ。日澤雄介演出。

 1937年の盧溝橋事件に端を発した日中戦争で、日本軍の南京占領直後に略奪暴行事件、いわゆる南京事件が起こった。

 上海派遣軍の司令官となった松井(林竜三)は孫文や蔣介石とも交流があり、日中関係を軸にしたアジアの平和を目指して大アジア主義を唱えていた。だが、南京まで攻め上がったことから歯車が狂い始める。

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