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歌舞伎 八月花形歌舞伎 したたかに、自在に=評・小玉祥子

「源氏店」。(左から)幸四郎の与三郎、児太郎のお富、中車の多左衛門=松竹提供

 歌舞伎座の幕が約5カ月ぶりに開いた。1本立ての4部制。

 1部が長唄舞踊「連獅子(れんじし)」。愛之助の狂言師右近後に親獅子の精、壱太郎の狂言師左近後に仔獅子(こじし)の精。大人2人の競演なので狂言師であることが明確になる。愛之助は前シテ、後シテの両方で、落ち着いた風情を出した。壱太郎は前シテできびきびと動き、後シテでは勢いの良さを際立せた。「宗論(しゅうろん)」は浄土の僧が橋之助、法華の僧が歌之助。セリフも所作もしっかりとして末頼もしい。

 2部が「棒しばり」。狂言が原作の松羽目物。勘九郎の次郎冠者に花が咲いたような愛嬌(あいきょう)と明るさがあり、動きの切れがいい。巳之助の太郎冠者が息のあったところを見せる。扇雀の曽根松兵衛が2人に翻弄(ほんろう)される殿様然とした風情を出した。

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