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井上ひさしさん没後10年 芝居「父と暮せば」 南陽の古川さん、県内100公演目指し /山形

二人芝居の稽古に励む古川さん(右)と土田さん=山形県川西町上小松の「生きがい交流館」で2020年7月25日午前10時56分、佐藤良一撮影

 川西町出身の作家で劇作家、井上ひさしさんが被爆者の手記を読んで書き上げた、父と娘の二人芝居「父と暮せば」を、県内外で演じてきた川西町演劇研究会を主宰する古川孝さん(71)=南陽市=は稽古(けいこ)に余念がない。井上さん没後10年の今年は、メモリアル公演として終戦記念日の15日と16日に、井上さんの蔵書を所蔵する遅筆堂文庫がある同町フレンドリープラザで初めて演じる。【佐藤良一】

 15日の公演で84回目の父役となる。8年前から、県内全市町村での100回公演を目指し、学校や介護施設、能舞台など、さまざまな場所で演じてきた。観客が800人を超すこともあったが、10人しかいない日もあった。古川さんは「回数を数えるほど、井上さんが脚本に込めた深い意味が分かってくる」と語る。

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