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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、工事によるトンネル周辺の地下水位の低下を最大で300メートル以上としたJR東海の予測について、川勝平太知事は5日の定例記者会見で「非常に深刻な問題だ。影響があると受け止めている」と認識を示し、周辺に生息する生物が受ける打撃を懸念した。【山田英之】
7月16日にあった国土交通省の第4回有識者会議で、JR東海は掘削によるトンネル周辺の地下水位の低下を最大で300メートル以上と予測。地下水位が低下することでトンネル掘削完了の20年後に渇水期の上流の沢の流量が最大で7割程度減少する可能性を示し、「流量減少が予測される沢の周辺の生態系への影響は回避が難しい」としている。
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