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「助かったよ」の言葉信じるも母の姿どこにもなく…
九州豪雨で被災した熊本県球磨村神瀬(こうのせ)地区では4日、犠牲となった園田フサコさん(当時80歳)の自宅で、長女の川浪美江さん(51)=熊本市=らが泥出し作業を続けた。園田さんは豪雨から1週間が過ぎた7月12日に自宅で見つかった。遺族は自宅に花を手向け、園田さんの死を悼んだ。【栗栖由喜】
激しい雨が降り続いた7月4日午前7時半ごろ、親戚から川浪さんの携帯電話に「神瀬の方がすごいことになっている」と連絡があった。テレビをつけると、球磨村の家々が水没した映像が流れていた。すぐに園田さんの自宅に電話をかけたが、つながらなかった。
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