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九州豪雨

2020年6月、梅雨前線の影響で九州各地が記録的な大雨に見舞われました。被害や復興の状況を伝えます。

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泥の繁華街「ネオンは消さない」 熊本・人吉 店主ら片付け急ぐ 九州豪雨

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再建に向けて店内を片付ける横谷義永さん=熊本県人吉市紺屋町で2020年8月4日午前10時59分、杣谷健太撮影
再建に向けて店内を片付ける横谷義永さん=熊本県人吉市紺屋町で2020年8月4日午前10時59分、杣谷健太撮影

 九州豪雨で、熊本県人吉市中心部の歓楽街である紺屋町は大規模な浸水被害を受けた。店主たちは濁流に破壊された町並みに言葉を失いながらも「ネオン街の灯を消さない」と再起に向け、泥まみれの店と格闘している。

 紺屋町は、SLの運行などで人気だったJR人吉駅の南東約500メートル。大規模な氾濫が起こった球磨(くま)川と支流の合流点にあり、多くの家屋が水につかり住民2人が犠牲になった。人吉商工会議所によると、会員の市内の飲食業者433店の8割にあたる349店が被災し、紺屋町では全37店が浸水被害を受けた。

 紺屋町で住民に愛された公衆浴場「新温泉」近くの路地にある飲食店街「温泉まわり横町」では、棟続きの店舗など全7店が水につかった。被災から1カ月の4日午前9時、片付けをしていた店主たちは市内に鳴り響いたサイレンに合わせ、黙とうした。

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