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飲み会「2時間なら大丈夫?」 福岡の時間制限要請 専門家「科学的根拠ない」

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福岡県が出した新たな対策に戸惑いながら営業する飲食店=福岡市中央区で2020年8月6日午後7時23分、矢頭智剛撮影
福岡県が出した新たな対策に戸惑いながら営業する飲食店=福岡市中央区で2020年8月6日午後7時23分、矢頭智剛撮影

 新型コロナウイルス感染者の急増を受け、福岡県がお盆を含む8~21日の2週間、県内の飲食店や利用客に「店での飲み会は2時間以内」「1次会のみ」などの取り組みを要請した。帰省や行楽のシーズンに感染拡大を抑える狙いだが、住民には「2時間なら大丈夫なの?」など疑問が続出している。

 県によると、7月以降に県内で発生したクラスター(感染者集団)のうち5割が酒類を提供する飲食店などで、感染者では3分の2を占める。医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を避けたい県は、飲食店向けの対策が必要と判断。飲み会の時間制限の他、福岡市内の接待を伴う飲食店などで、換気の徹底など業種別のガイドラインが守られていない場合に休業要請することも決めた。対策が不十分なことが理由のため、休業しても補償はないという。

 5月に緊急事態宣言に伴う休業要請が解除され、客足が戻りつつあった繁華街には困惑が広がる。福岡市中央区大名の居酒屋「いろり菅田(かんでん)庵」の富岡豊和店長(42)は「本来なら帰省客も見込めるシーズンだったのに」。同市の中洲地区にある店の関係者は「バーなど2次会以降に使う客が多い店には休業要請に等しく、2週間でも厳しい」と話した。

 感染防止策としての実効性は不透明だ。京都府なども呼びかける「2…

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