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不祥事に振り回されても…相撲協会、阿炎の現役続行決定への思いとは

大相撲7月場所5日目、徳勝龍(左)を攻める阿炎=両国国技館で2020年7月23日、玉城達郎撮影

 日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、大相撲7月場所中に新型コロナウイルス感染防止のため外出自粛が続く中、接待を伴う飲食店に出入りしていた前頭の阿炎(26)=錣山部屋=について、出場停止3場所と5カ月の報酬減額(50%)とする処分を決めた。提出された阿炎の引退届は未受理とし、懲戒処分にとどめた。また夜の外出先で泥酔する写真がインターネット上に流出し、厳重注意を受けた田子ノ浦親方(44、元前頭・隆の鶴)については「けん責」の懲戒処分とした。コロナ禍でも観客を入れ、7月場所を成功させた協会だが、最後まで協会員の不祥事に振り回された。【村社拓信、黒川優、岩壁峻】

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、約2時間半の理事会のほとんどを阿炎の議論に費やしたという。まず議論されたのは、7月場所14日目(1日)に提出された引退届の扱いだった。

 人気も実力もある阿炎の現役続行を望む声は、協会内外で少なくなかった。理事会では引退容認の意見の一方、「処分を重くして協会に残せないのか」との意見も出る中、採決により引退届を受理しないことを決め、その後処分内容を話し合ったという。引退届は、再び問題を起こした場合に受理することや、それを了承する誓約書の提出、住居を部屋に移すことを条件に協会預かりのままとした。

 コンプライアンス委員会の調査で、阿炎は当初「外出は場所前と場…

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