内野手・増田大が高3の夏以来の登板 巨人の苦しいチーム事情を「救援」

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 〇阪神11―0巨人●(6日・甲子園)

 巨人は阪神に0―11で完敗し3連勝はならなかった。

 本来、その場所にいるはずのない選手が巨人の6番手として救援登板した。堀岡が満塁本塁打を浴びて11点差に開き、1死無走者で名前を呼ばれたのは、普段は俊足でかき回す背番号0、内野手の増田大だった。

 徳島・小松島高で投手経験がある増田大は、高校時代は甲子園と縁がなかった。ざわめきをよそに「高3の夏以来」というマウンドで「緊張感というか、甲子園で投げられるのがうれしかった」。直球とスライダーを低めに集めて近本を二ゴロに。江越には四球を与えたが、4番・大山をこの日最速の138キロで右飛に仕留めた。

 点差が開き、連戦が続く中で「チームの最善策」と語った原監督は「堂々とストライクが入るのはまさにユーティリティー。見事だった」と感謝した。増田大は「困ったら助け合うのが大事。他の投手が投げずに済んで良かった」と涼しげに振り返った。【角田直哉】

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