- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

日米双方に波紋 浮き彫りになった不透明な選考過程
河野太郎防衛相が6月15日に発表した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画停止は、日米の多くの関係者を驚かせた。しかし、この陸上配備型イージスをめぐる技術的な難題は以前から指摘されており、選考プロセスの不透明性に加えて防衛省の失態も加わり、追い詰められた末の決断だった。
「あれこれ手は尽くしたが、計画をやめるしかなかった」。河野防衛相は騒動がひと段落した後、親しい関係者にこう漏らした。「他に選択肢はなかった」
この記事は有料記事です。
残り2323文字(全文2566文字)