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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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原爆の日 妹の弔い、やっと 神奈川・遺族代表の柴田さん /広島

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神奈川県の遺族代表として参列した被爆者の柴田実智子さん=広島市中区で2020年8月6日午前9時4分、山田尚弘撮影
神奈川県の遺族代表として参列した被爆者の柴田実智子さん=広島市中区で2020年8月6日午前9時4分、山田尚弘撮影

 午前8時から営まれた平和記念式典。神奈川県の遺族代表として参列した柴田実智子さん(78)=同県小田原市=は、松井一実・広島市長が「安らかに眠って下さい」と刻まれた慰霊碑に原爆死没者名簿を納める姿をじっと見つめた。名簿には、被爆後間もなく生後8カ月で亡くなった妹和子さんの名前が今年、ほかの4942人とともに記された。

 原爆が投下された1945年8月6日、当時3歳だった柴田さんは爆心地から南東に約3・5キロ離れた東雲(しののめ)町(現南区)の親戚宅で被爆した。爆風で吹き飛んだ茶わん、遺体を運ぶ人……断片的な記憶だけが残っている。

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【広島・長崎原爆】

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