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「四千万歩の男」執筆の過程記す 井上ひさしさんのノート公開 山形・川西

伊能忠敬の歩数を綿密に計算したことを記したノート=山形県川西町上小松の遅筆堂文庫で2020年8月4日午前11時16分、佐藤良一撮影

 作家・劇作家、井上ひさしさんの蔵書を所蔵する遅筆堂文庫(山形県川西町)は、江戸時代の測量家、伊能忠敬(1745~1818年)を主人公にした小説「四千万歩の男」を書き上げるまでの過程を記した「伊能忠敬ノート」を初めて公開している。全国を歩いて測量した伊能の歩数を井上さんが丹念に計算した様子に、同文庫の遠藤敦子学芸員は「文学者なのに、理系の頭脳も持ち合わせていた」と話している。

 伊能は16年半かけて全国を測量して歩き、死後に弟子らが事業を引き継ぎ、1821年に「大日本沿海輿地全図」が完成。初めて国土の正確な姿が判明した。

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