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いじめ自殺から32年 亡くなった中学生題材に児童書出版 「娘が生きていた証し」

完成した「ひとりぼっちの白鳥」を前に、岩脇寛子さんの思い出を語る(左から)岩脇壽恵さん、西宮外喜子さん、正直さん=富山市西宮町の「ギャラリー岩瀬野」で2020年8月6日、青山郁子撮影

 1988年12月21日深夜、「もうだれもいじめないで」との遺書を残し、富山市立奥田中1年だった岩脇寛子さん(当時13歳)が自宅アパート4階から飛び降りた。あれから32年。12月の命日は三十三回忌に当たる。少女の非業の死を忘れないでほしいと、遺族の支援者が寛子さんを題材にした児童書「ひとりぼっちの白鳥」を今月17日に自費出版する。

 本を作ったのは、富山市西宮町で喫茶「にしのみや」を経営する西宮正直さん(78)と妻外喜子さん(70)。報道で事件を知った2人は「もう、ひとりにはさせないよ!の会」を結成。寛子さんの遺族が安全保持義務違反があったなどとして富山市を相手取り96年に富山地裁に提訴した裁判を支援した。2004年に最高裁への上告が不受理となり敗訴が確定した後も毎月会合を開き、全国各地で自らの体験を語り、いじめ撲滅を訴え続…

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