ヒンズー至上主義拍車 モスク跡に寺院 インド首相、式典出席

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イスラム教礼拝所の跡地に建設予定のヒンズー教寺院定礎式に臨むモディ首相(左)=2020年8月5日、ロイター
イスラム教礼拝所の跡地に建設予定のヒンズー教寺院定礎式に臨むモディ首相(左)=2020年8月5日、ロイター

 インド北部アヨディヤにあるヒンズー至上主義者によって破壊されたモスク(イスラム教礼拝所)跡地で5日、ヒンズー教寺院の定礎式が行われた。寺院建設はヒンズー至上主義を掲げる与党・インド人民党の公約で、この日はモディ首相自ら礎石を据えた。2019年5月に2期目に入ったモディ政権下で、ヒンズー至上主義の伸長に拍車がかかっている。

 「国中が歓喜している。夢が現実になった。この瞬間は何世紀にもわたり記憶されることだろう」。モディ氏はこの日、人民党の支持母体のヒンズー至上主義団体・民族奉仕団(RSS)トップらとともに定礎式に出席後、寺院建設の意義を強調した。一方、イスラム教の団体「イスラム協会インド」幹部は取材に「インドはもはや世俗主義国家ではなくなってしまった」と批判した。

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