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東洋大陸上部/下 感謝の心、箱根へつなぐ

今年正月の箱根駅伝の3区で、低調な記録に終わった東洋大の吉川洋次。最高学年での雪辱を誓う=東洋大提供

 大学駅伝界を代表する名門・東洋大陸上競技部は正月の箱根駅伝で10位と振るわず、シード権をギリギリで獲得した。故障に悩まされ、力を出し切れなかった4年生の吉川洋次(22)。新型コロナウイルスの感染拡大で3月下旬から故郷の栃木に戻ることを余儀なくされ、葛藤の日々を送っていた。

 「社会から見ると、(常識を)外れた行動をしているのではないか……」。練習中は速いペースで走るため、マスクをつけられない。すれ違う高齢の女性は、いつも口元を手で覆っていた。

 脚光を浴びる箱根駅伝を目指し、応援を受けて走ることを当然と思っていた。しかし、駅伝に無関心の人もいるという当たり前のことに気づいた。実家で暮らしていると、両親が働いているおかげで陸上ができていることも改めて身に染みた。以前はほとんど家事をしなかったが、1人で家にいる日中に掃除や犬の散歩、料理を手伝うようになった。両親からは繰り返し「箱根駅伝がなくならないといいね」と励まされた。応援してもらえるこ…

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