米情報機関は7日、11月の大統領選に外国勢力が干渉する可能性があるとして国民に警戒を呼びかける声明を発表した。「米国の民主主義を傷つけようとする敵対勢力による試みは続く」と分析したうえで、中国が共和党のドナルド・トランプ大統領(74)の敗北を望む一方、ロシアはトランプ氏再選を後押しし、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)に対する攻撃を強めると指摘した。
米情報機関を統括する国家情報長官室の傘下にある米国家防諜(ぼうちょう)安全保障センター(NCSC)が発表した。声明では外国勢力が「米国の政策転換や世論分断を狙い、陰に陽に工作を仕掛けてくる」と警告。「選挙システムへの攻撃やデータ盗難」も試みる可能性があるとした。ただ「選挙結果を大規模に左右することは困難だろう」とも指摘した。
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