メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

遅すぎた病院移送、亡くなっていく入所者たち 北海道・老健施設クラスターの実情

 

 「薬はどこだ」――。大型連休中の5月5日、札幌市北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」で、看護師の佐藤千春(58)は途方に暮れた。入所者らが新型コロナウイルスに次々感染し、クラスター(感染者集団)と認定された施設。運営する社会福祉法人「札幌恵友会」の別施設で勤務していた佐藤は、この日初めて応援に入った。

 廊下を徘徊(はいかい)する入所者。ベッドで身動きできない重症患者。佐藤は異様な光景にたじろいだ。だが一刻の猶予も許されない。防護服を身にまとった佐藤は汗だくになりながら点滴などの作業に追われた。

この記事は有料記事です。

残り1223文字(全文1477文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由とは

  2. 83年国会答弁、内閣府「維持か答えるの困難」強弁 野党ヒアリング詳報

  3. バックアップ、5年「OFF」 富士通のマニュアルに誤り 東証システム障害

  4. FX投資詐欺の疑い7人逮捕 700人から計2億円超だまし取ったか 大阪

  5. 「政府が記録残すのは当然」新書版で削除 菅首相の著書「政治家の覚悟」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです