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「存在意義確認したい思いが原動力」 希望と絶望繰り返し生きるALS患者の男性

妻仁美さんが持つ文字盤を通して、意思疎通を図る岩本豊さん=高松市内で2020年8月1日午後4時44分、金志尚撮影

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に頼まれ、薬物投与で殺害したとする嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された。この事件に、8年前に同じALSと診断された元特別支援学校校長の岩本豊さん(65)=高松市=が複雑な気持ちを抱いている。取材に自身も安楽死を考えたことがあると明かし、「ALS患者にとって安楽死は日常的に発生する話題の一つ。それほど過酷で人間としての尊厳を打ち砕く病なのです」と訴えた。

 岩本さんは特別支援教育に長く携わり、香川県立香川東部養護学校(同県さぬき市)校長を最後に2012年3月に退職した。当時57歳。定年まで3年を残した段階で退いたのは、ALSの進行が理由だった。

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