メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

米朝一門が継承 「錦影絵」にともる師匠の遺志 若手2人が披露へ

稽古を行う米朝さん宅の障子に映し出された錦影絵「寿式三番叟」=兵庫県尼崎市で2020年2月28日、梅田麻衣子撮影

 存続の危機にあった戦後の上方落語を立て直し、2015年に89歳で亡くなった人間国宝、桂米朝さん。落語以外にも生前、強い使命感で存続に尽くした古典芸能がある。日本のアニメーションの原型ともいわれる「錦影絵(にしきかげえ)」。没後5年に合わせて大阪市で8月開かれる落語会「米朝まつり」で、その遺志を継いで若手落語家2人が錦影絵の初舞台に臨む。新型コロナウイルスの影響で当初予定より5カ月遅れての披露だが、2人は「芸への思いは大きくなった」と意気込んでいる。

 「錦影絵」は、江戸時代にオランダから伝わった幻灯機が独自の発展を遂げた大衆芸能。江戸では「写し絵」と呼ばれ、明治期にかけて専門の上演小屋が存在するなど人気を集めた。フロと呼ばれる木製の幻灯機と、色鮮やかな絵が描かれたガラス板(種板)を使い、専用の和紙スクリーンに映し出す。題材は落語や文楽、当時の風俗などで、錦影絵師が語りに合わせて絵を動かす。

この記事は有料記事です。

残り1077文字(全文1477文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「倒れそう」と職員悲鳴 接触確認アプリで保健所に電話殺到 なぜパンク寸前に?

  2. 菅首相の妻・真理子さんが外交デビュー ベトナム首相夫人主催の昼食会出席

  3. 菅首相、韓国の差し押さえ資産現金化「極めて深刻な事態招く」 元徴用工問題

  4. 5~7月の妊娠届11%減 コロナで出生数大幅減へ 厚労省発表

  5. 「政府があらゆる記録を残すのは当然」 菅首相の新書から消えた言葉の重み

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです