走るミニSL作り半世紀、父子で25台 部品1台1万点コツコツと 一般公開へ

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設計図はあるものの実際には製作されず幻といわれる「C632形」(左)も再現した=群馬県桐生市新宿で2020年8月6日午後6時、大澤孝二撮影
設計図はあるものの実際には製作されず幻といわれる「C632形」(左)も再現した=群馬県桐生市新宿で2020年8月6日午後6時、大澤孝二撮影

 群馬県桐生市の元自動車修理業の父子が約半世紀にわたり、趣味でミニSLの製作をコツコツと続けている。部品も自作する凝りようで、完成した車両は25台。修理工場を展示室に改装して年内にも一般公開し、会社の敷地内で走らせる予定だ。

 製作したのは荻原康夫さん(71)と父の故幸一さん。2019年11月まで自動車修理業を営み、現在は造園や土木工事で使うクレーン車の運転・レンタルを手掛けている。

 ミニSLを作り始めるきっかけは45年前、当時国鉄に勤務し、ミニSLを製作していた知人の部品修理を見学したことだった。「どうせ作るなら人を乗せて走る機関車を作ろう」。国鉄が公開していた設計図を基に5.6分の1サイズの設計図を描き、一緒に自動車修理業「荻原モータース」を営んでいた幸一さんと鋼鉄、軟鉄、真ちゅうなどの材料を集め、部品のほとんどを試行錯誤しながら自作した。部品は1台で約1万点にもなり、製…

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