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PCR対象者を「濃厚接触で症状あり」に限定 沖縄県、検査体制逼迫で

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「医療機関と保健所の機能を守ることが県民の生命を守ることにつながる」と述べ、PCR検査対象の限定に理解を求める沖縄県の玉城デニー知事(左)=那覇市の県庁で2020年8月7日午後5時25分、遠藤孝康撮影
「医療機関と保健所の機能を守ることが県民の生命を守ることにつながる」と述べ、PCR検査対象の限定に理解を求める沖縄県の玉城デニー知事(左)=那覇市の県庁で2020年8月7日午後5時25分、遠藤孝康撮影

 新型コロナウイルスの感染者が急増している沖縄県は、感染者が出た場合のPCR検査の対象者を原則、濃厚接触者のうち発熱などの症状が出ている人に限定することにした。これまでは政府の指針に沿って、症状の有無に関係なく濃厚接触者全員を検査してきたが、検査数の増加で医療機関に支障が出る恐れが生じている。

 直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は33・56人(7日時点)で全国最多。沖縄県は7月31日、独自の「緊急事態宣言」を出したが、感染者数は8月7日に過去最多の100人、8日も84人と高止まりしている。また、政府の有識者会議が7日に公表した、流行状況を4段階に分けて判断する際の6項目の指標では、人口10万人あたりの療養者数▽直近1週間の陽性者数▽直近1週間と前の週の陽性者数の比較――の3項目で「感染爆発」のステージ4に達している。

 厚生労働省は5月29日、各都道府県などに濃厚接触者は無症状の人も含め全員をPCR検査の対象とするよう伝えた。沖縄県も指針に従ってきたが、感染者の急増に伴い「医療機関で検体の採取や報告の作業が増し、検査機関も体制が逼迫(ひっぱく)している」(県保健医療部)という。このため、濃厚接触者のうち症状がない人は、重症化しやすいとされる65歳以上の人や基礎疾患のある人、医療従事者らを除いて、PCR検査の対象…

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