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「感染状況が一律でない状況を踏まえ、振興局ごとに整理する必要がある」
「振興局ごとに対応を変えることが適当かどうか異論もある」
5月12日午後5時半、道庁3階・知事会議室。知事の鈴木直道(39)を前に、事業者に対する休業要請の緩和を巡り議論が交わされた。副知事ら幹部は「打ち合わせ」と称する重要会議で、政府の緊急事態宣言解除に伴う「出口戦略」を練っていた。
焦点は、石狩振興局と他地域との線引き。直近2週間の新型コロナウイルス感染者は、道内計278人。このうち石狩管内は9割以上(252人)だ。同管内の札幌市の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」や千歳市の千歳第一病院などでクラスター(感染者集団)が相次ぎ、感染者数を押し上げていた。
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