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コロナ禍の祇園祭・宮本組日誌

/5 明治以前の盾や装束 神宝蔵出しで発見 /京都

蔵の奥から見つかった古いご神宝の盾を手にする原悟・宮本組組頭(中央)。2020年のお祭りで用いられた。手前右が現在の盾。手前左が「明治十六年七月」銘の箱から出てきた錦張りの盾=京都市東山区の八坂神社で2020年7月12日午前9時24分、澤木政輝撮影

 神輿(みこし)渡御と山鉾(やまほこ)巡行の見送りを発表した4月20日時点では、行列が出ない「居祭(いまつり)」が想定されていた。その後、宮本組の原悟組頭と、組員の北村典生(のりお)・祇園商店街理事長が「こういう年やからこそ、洛中に神さんを連れて行ったげんとあかん」と熱心に提言し、神輿の代わりに神籬(ひもろぎ)を載せた神馬で神様がお渡りになる「御神霊渡御祭(ごしんれいとぎょさい)」が実現することになった。「密」を避け、感染拡大防止に努めながら、できることを最大限に追求した結果であり、祇園祭1150年の歴史の中で初の試みである。

 7月12日には例年通り、神宝蔵出しを行って諸道具を準備した。おおむね屋外の作業だから密の心配はない。吉符入(きっぷいり)、神輿洗(あらい)は役員に限定したため、組員にとってはようやくの出番であり、若手が「やっとご奉仕できます」と張り切る姿がすがすがしかった。

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