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わかやま100年企業の挑戦 旅館「あづまや」 江戸創業、国内最古の湯 多彩な楽しみ 湯の峰温泉 /和歌山

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高野槙の湯船で国内最古という温泉が楽しめる(あづまや提供)
高野槙の湯船で国内最古という温泉が楽しめる(あづまや提供)

 山、山、山。延々と続く山道のアクセントのように、小さな家並みが現れた。つんと独特のにおいが鼻をつく。ここは、湯の峰温泉。国内最古の「湯」とも言われるが、いっさい派手さはない。川に沿って公衆浴場や旅館、民宿が10軒ほど。その一つ、旅館「あづまや」は純和風のたたずまいで目を引く。

 湯の峰温泉は4世紀ごろ、熊野の国造、大阿刀足尼(おおあとのすくね)によって発見されたと伝えられる。熊野詣での旅人が熊野本宮大社に参拝する前に身を清め、旅の疲れを癒やした。

 あづまやの創業は江戸時代後期。同じ熊野の霊場、玉置神社(奈良県十津川村)周辺の集落から出てきた初代が旅館を始めたという。7代目の玉置陽亮社長(46)は「このあたりでは一番古い宿になったが、温泉の歴史から言えば新参者」と笑う。

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