レバノンの首都ベイルートで4日に起きた大規模爆発は、港湾地区での倉庫火災から連続的な小規模爆発に発展し、最後に危険物の硝酸アンモニウムに引火して巨大爆発が起きたとみられている。住民らが爆発の瞬間をスマートフォンで捉えた動画がインターネット上に出回る一方、これらを加工してミサイル攻撃などに見せかけた「フェイク(偽)動画」も拡散している。陰謀論が広がる中、政府が公正な捜査をできるかも注目されている。
偽情報に詳しい英BBC放送のスプリング専門記者は5日の記事(電子版)で、爆発に関する「うわさ」の数々がSNS(会員制交流サイト)などで瞬時に広がり、一部のニュースサイトでも取り上げられたと指摘する。トランプ米大統領が当初、「何らかの爆弾のようだ」と攻撃説を唱えたことも陰謀論の拡大につながった模様だ。
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