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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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コロナ社会の応援旗「半沢直樹」 一気に後半へ、大いに語りあおう

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「半沢直樹」第4話の一場面。半沢直樹(堺雅人、右)は中野渡頭取(北大路欣也)から破綻寸前の帝国航空の再建を任される=TBS提供
「半沢直樹」第4話の一場面。半沢直樹(堺雅人、右)は中野渡頭取(北大路欣也)から破綻寸前の帝国航空の再建を任される=TBS提供

 <影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>

 翌日のことが頭をよぎり、どことなく晴れ晴れしい気分になれない「日曜の夜」を過ごしてきた多くの人が、堺雅人主演の「半沢直樹」(MBS系・日曜午後9時)のおかげで今、テレビに前のめりになっているだろう。素晴らしいドラマは私たちの気持ちを鼓舞し、日々の生活に大きな影響さえ与える。エンターテインメントは「必要不可欠」なものだ。

 並々ならぬ半沢ファンを自負する私だが、正直なところ今回は前回ほどの話題作となるのか、少々心配もしていた。前作から7年間のブランクは長すぎたのでは?という気もしたし、コロナ社会に生きる私たちにとって、勧善懲悪を痛快に打ち出す半沢の「倍返し」的世界観が、響きにくくなっているのではないか?という思いがぬぐえずにいた。

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