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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー~幼き介護

介護担う子どもを「見ていてつらい」…支援に悩む現場 立ちはだかる縦割りの弊害

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ケアマネジャー調査ではヤングケアラーの心身の不調などを懸念する記述が続出した=2020年8月3日
ケアマネジャー調査ではヤングケアラーの心身の不調などを懸念する記述が続出した=2020年8月3日

 毎日新聞などが実施したケアマネジャーへの全国調査で、6人に1人が担当家庭に「大人が担うような家族介護」に関わる未成年の子どもがいた、と回答した。子どもの窮状を放置できずに業務外で対応したり、学校や行政の縦割りの弊害に直面したりと、ヤングケアラーたちの支援に介護現場が苦悩している実態が浮かんだ。【山田奈緒、田中裕之】

 福岡県のある女性ケアマネ(47)は、高校3年と高校1年の兄妹が70代の祖母を介護する家庭の担当だ。祖母は認知症で幻覚・幻聴もある一方、一人親の父親は深夜まで仕事で忙しい。「『お父さんもがんばっとる』と言って介護を引き受ける子どもたちがかわいそうで……」と、このケアマネは取材に打ち明けた。

 祖母は兄妹が高校から帰る時間にデイサービスから戻り、オムツ替えやトイレ介助など身の回りの世話は兄妹の役目。家の中にはビニール袋に入ったゴミなどが散らかり、家族の食事は菓子パンや即席ラーメンが多いという。

 祖母は突然外出しようとしたり、包丁を持ち出したりすることもあり、ケアマネは「病気がさせていることだよ」と兄妹に説明しているが、父親に面接すると「子どもたちは問題ありません」。兄の大学受験にも支障が出ると感じて祖母の施設入所を勧めたところ、「そんなお金はかけられない。本人(祖母)も家にいる方が幸せなので」と断られた。「ギリギリの状況なのに、これ以上どう関わればいいのか」ともどかしさが募る。

 調査の…

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