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新型コロナウイルスの感染拡大で花火大会の中止が相次ぐ中、兵庫県加西市のゴルフ場で7日夜、観客を集めずに「3密」を回避する形で花火2000発が打ち上げられた。企画したのは、6月の全国一斉「サプライズ花火」などを主導した村瀬煙火(岐阜市)の花火師、村瀬功さん(34)だ。コロナ禍でも楽しめる「新たな形の花火大会」を模索する村瀬さんの挑戦は、今も途上だ。【横田伸治】
7日の花火は当初、チケット購入者にのみ会場を伝え、密集を避ける方法で開催する予定だった。感染者の急増で「第2波」への警戒が強まり無観客での開催を決めたが、業界内での反響は大きかった。クラウドファンディングで資金を募り、オンライン配信サービス「イチナナ」で人気芸人らが司会を務めて鑑賞番組が配信され、全国各地の人が視聴する大盛況となった。村瀬さんは「新しい形の花火を実現できた」と振り返る。
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