ケアマネ全国調査 「どう関われば」「見ていてつらい」 子どもの窮状、支援苦慮

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ケアマネジャー調査ではヤングケアラーの心身の不調などを懸念する記述が続出した
ケアマネジャー調査ではヤングケアラーの心身の不調などを懸念する記述が続出した

 毎日新聞などが実施したケアマネジャーへの全国調査で、6人に1人が担当家庭に「大人が担うような家族介護」に関わる未成年の子どもがいた、と回答した。子どもの窮状を放置できずに業務外で対応したり、学校や行政の縦割りの弊害に直面したりと、ヤングケアラーたちの支援に介護現場が苦悩している実態が浮かんだ。【山田奈緒、田中裕之】

 福岡県のある女性ケアマネ(47)は、高校3年と高校1年の兄妹が70代の祖母を介護する家庭の担当だ。祖母は認知症で幻覚・幻聴もある一方、一人親の父親は深夜まで仕事で忙しい。「『お父さんもがんばっとる』と言って介護を引き受ける子どもたちがかわいそうで……」と、このケアマネは取材に打ち明けた。

この記事は有料記事です。

残り2563文字(全文2867文字)

あわせて読みたい

ニュース特集