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「最後の砦」エクモ習熟者増やせ コロナ対策で注目も人材不足 京都で講習会

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エクモ(手前)の扱い方の実技指導を受ける京都府内の医療従事者ら=京都市上京区の府立医科大で2020年8月9日午後2時51分、千葉紀和撮影
エクモ(手前)の扱い方の実技指導を受ける京都府内の医療従事者ら=京都市上京区の府立医科大で2020年8月9日午後2時51分、千葉紀和撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に備えて、京都府内の医療従事者を対象にした体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)の講習会が9日、京都市上京区の府立医科大で開かれた。エクモは重症患者の弱った肺を休ませて回復につなげるため、新型コロナ対策で「最後の砦(とりで)」とも期待されるが、肺炎治療目的で使用経験のある医療従事者は少ない。府内9カ所の医療機関から医師や看護師ら40人が参加し、有事を念頭に使用上の注意点などを学んだ。【千葉紀和】

 エクモは血管から抜いた静脈血に体外の人工肺で酸素を加え、再び体内に戻す。濃度の高い酸素を患者の体内に送って肺の働きを補助する人工呼吸器と異なり、肺の機能を代替できるのが特徴だ。

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