メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

松喬日和

くしゃみが止まらぬ講釈師 さて「故障」か「胡椒」か、それとも…

 落語家は古典派と新作派(創作派)に分けられます。寄席の出番を決める時、どちらか一方に偏らないようにと、一番神経を使うところです。古典落語を演じるから古典派。ところが「古典落語」イコール「古典芸能」かというと、そうじゃない。落語は「新作」も「古典」もすべて一般大衆芸能に属します。

 じゃあ、一般大衆芸能と古典芸能の見分けはどこでつけるのですか?

 師匠(六世松喬)が以前、文化庁担当者に問いただしました。担当者が言うには「一番わかりやすい見分け方は、一度や二度、観(み)たり聴いたりしてもわからないのは古典芸能だと思ってください」。それを聞いた師匠。「ワシの弟子で正統な古典継承者は(五番弟子の)右喬(うきょう)や。あいつの落語は何度聴いてもサッパリわからん」と、いつも酒席を和ませてくれました。

この記事は有料記事です。

残り896文字(全文1243文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 視聴室 美女と焼肉

  2. 1年に1度しか見ちゃダメ? 幸運もたらす謎の毛玉「ケサランパサラン」

  3. 野党が問題視 菅首相の「一度決めたら絶対変えないかたくなさ」と「鈍さ」 予算委攻防

  4. 新型コロナ 本当にデタラメなのか 河野太郎行革相が批判したNHKワクチン報道を検証した

  5. 「GoToトラベル」開始後に旅行関連の感染者増加 京大・西浦教授分析

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです