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松喬日和

くしゃみが止まらぬ講釈師 さて「故障」か「胡椒」か、それとも…

 落語家は古典派と新作派(創作派)に分けられます。寄席の出番を決める時、どちらか一方に偏らないようにと、一番神経を使うところです。古典落語を演じるから古典派。ところが「古典落語」イコール「古典芸能」かというと、そうじゃない。落語は「新作」も「古典」もすべて一般大衆芸能に属します。

 じゃあ、一般大衆芸能と古典芸能の見分けはどこでつけるのですか?

 師匠(六世松喬)が以前、文化庁担当者に問いただしました。担当者が言うには「一番わかりやすい見分け方は、一度や二度、観(み)たり聴いたりしてもわからないのは古典芸能だと思ってください」。それを聞いた師匠。「ワシの弟子で正統な古典継承者は(五番弟子の)右喬(うきょう)や。あいつの落語は何度聴いてもサッパリわからん」と、いつも酒席を和ませてくれました。

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