旧国鉄車両なお現役 山陰の古つわものは消えず 「武骨さ」懐かしくも新鮮

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車体を傾けて山あいのカーブを駆け抜ける特急「やくも」の381系電車。重心を下げるために重い冷房機器を屋根上ではなく床下に収める=鳥取県日野町で2020年7月5日午前8時48分、鶴谷真撮影
車体を傾けて山あいのカーブを駆け抜ける特急「やくも」の381系電車。重心を下げるために重い冷房機器を屋根上ではなく床下に収める=鳥取県日野町で2020年7月5日午前8時48分、鶴谷真撮影

 国鉄の分割民営化から33年が過ぎ、全国で地域色あふれるJR車両が走り回っている。だが、島根・鳥取の山陰両県の山陰線や伯備線では、武骨な国鉄車両がまだまだ元気だ。中高年には懐かしく、若い世代には新鮮な古つわものたちを紹介する。【鶴谷真】

 花形は特急「やくも」(岡山―出雲市)の381系電車だ。デビューは1973年で、やくもには伯備線電化に伴い82年投入。現在62両が在籍する。「自然振り子式」装置を持ち、中国山地越えで連続するカーブで車体が内側に傾いて遠心力を軽減、高速で通過できる。2022年をめどに新型車が登場するといい、ラス…

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