竹紙でストロー 脱プラと里山再生への思い込め 鹿児島の会社が開発

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竹紙ストローと材料のチップ状にした竹(左)=鹿児島市で2020年7月16日、足立旬子撮影
竹紙ストローと材料のチップ状にした竹(左)=鹿児島市で2020年7月16日、足立旬子撮影

 鹿児島県日置市に本社を置く印刷業の協業組合「ユニカラー」が、国産の竹紙で作ったストローを開発した。海洋汚染の原因となるプラスチックごみを減らし、荒廃した竹林を整備し里山再生にもつなげる試みだ。空洞を利用した竹の枝のストローはあるが、ユニカラーの岩重昌勝理事長は「国産竹紙100%のストローは全国で初めて」と話す。

 竹紙は木材チップなどに代わって竹を原料にした紙のこと。鹿児島県の竹林面積は約1万8000ヘクタール(2018年度)で、全国で最も広い。高齢化で山に入ってタケノコを収穫する人が減り、所有者が分からない山林も多く、荒廃が進んでいる。管理されない山では竹が急速に成長するため、杉などが育っていた斜面が侵食され、土砂災害などの原因となっている。

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