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「戦後75年が空白の1年に」 コロナで平和教育の機会激減 新たな「記憶の継承」模索

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6月、福岡市立小であった平和学習。空襲体験を語る男性(右)のグループは今年、新型コロナの影響で講話依頼が激減した=福岡市城南区の片江小で2020年6月19日午前10時44分、田鍋公也撮影
6月、福岡市立小であった平和学習。空襲体験を語る男性(右)のグループは今年、新型コロナの影響で講話依頼が激減した=福岡市城南区の片江小で2020年6月19日午前10時44分、田鍋公也撮影

 新型コロナウイルスの影響が小中学校などの夏の平和教育にも及んでいる。感染防止や長期の臨時休校による学習の遅れを取り戻すため、毎年開催してきた戦争体験者の講話などを今年はやめるケースが相次ぐ。戦争を知る世代が高齢化し記憶の継承へ一年一年の重みが増す中、語り部派遣団体などから「戦後75年の節目が空白の1年になる」と危惧する声が上がる。

 1945年8月5日深夜から6日未明にかけて、米軍機の焼夷(しょうい)弾攻撃や機銃掃射で61人が亡くなったとされる佐賀空襲の記憶を伝える市民グループ「佐賀空襲を語り継ぐ会」は例年、佐賀市内の小学校の夏の平和集会などに招かれて朗読劇を披露している。しかし今年は4月以降、小学校からの依頼が1件もない。

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