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演劇 野田秀樹作・演出「赤鬼」 価値観変えるチャンス=評・田中博子

篠山紀信撮影

 野田秀樹が芸術監督を務める東京芸術劇場に創設し、昨年始動した「東京演劇道場」のメンバーによる初の公演。野田が自身の代表的戯曲を演出した。

 メンバーは4班に分かれ、公演期間を区切って順番に出演する形式。私はBチーム公演(7月30日~8月3日)を観劇した。ある村の浜辺に奇妙な生物が漂着し、村人は「赤鬼」と呼んで恐れ、追い払おうと躍起になる。以前から村人にのけ者にされてきた「あの女」だけは「赤鬼」の言葉を理解しようと努める。

 「あの女」(浦彩恵子)とその兄とんび(秋山遊楽)、「あの女」に好意を抱くミズカネ(加治将樹)ら村人は全員白の衣装で統一され、全身が真っ赤な赤鬼(森準人)の異質性が視覚的にも際立つ。大がかりな装置はなく、荒波も洞窟も、俳優が身体の動きだけで表現していく。

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