「我々の死、待ってるのか」 「黒い雨」原告、憤り 国と広島県・市が控訴

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「黒い雨訴訟」の市・県の控訴を受け、記者会見する原告団長の高野正明さん(右)と竹森雅泰弁護士=広島市中区で12日午後2時40分、北村隆夫撮
「黒い雨訴訟」の市・県の控訴を受け、記者会見する原告団長の高野正明さん(右)と竹森雅泰弁護士=広島市中区で12日午後2時40分、北村隆夫撮

 広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」を援護対象区域外で浴びた住民ら84人全員が「被爆者」と認められた画期的判決から2週間。控訴断念を求める広島市と広島県を説得する形で、12日、国が控訴に踏み切った。援護区域の拡大を視野に再検討するとはいうものの、いつ、誰が救済されるか分からない。「時間稼ぎだ」「死ぬのを待っているのか」。平均年齢が82歳を超え、被爆75年の節目での決着を期待した住民らは怒り、落胆した。

 「命には限界がある。判断を先延ばしすればそれだけ死者が出る」「国は私たちの要求を再三はねつけた。信用ならない」

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