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米朝の奇跡、光再び アニメ原型「錦影絵」披露へ 若手2人、19日の没後5年落語会で

稽古を行う桂米朝さん宅の障子に映し出された錦影絵「寿式三番叟」=兵庫県尼崎市で2020年2月28、梅田麻衣子撮影

 存続の危機にあった戦後の上方落語を立て直し、2015年に89歳で亡くなった人間国宝、桂米朝さん。落語以外にも生前、強い使命感で存続に尽くした古典芸能がある。日本のアニメーションの原型ともいわれる「錦影絵(にしきかげえ)」。没後5年に合わせて大阪市で8月開かれる落語会「米朝まつり」で、その遺志を継いで若手落語家2人が錦影絵の初舞台に臨む。新型コロナウイルスの影響で当初予定より5カ月遅れての披露だが、2人は「芸への思いは大きくなった」と意気込んでいる。

 「錦影絵」は、江戸時代にオランダから伝わった幻灯機が独自の発展を遂げた大衆芸能。江戸では「写し絵」と呼ばれ、明治期にかけて専門の上演小屋が存在するなど人気を集めた。フロと呼ばれる木製の幻灯機と、色鮮やかな絵が描かれたガラス板(種板)を使い、専用の和紙スクリーンに映し出す。題材は落語や文楽、当時の風俗などで、錦影絵師が語りに合わせて絵を動かす。

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