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論点

戦後75年 「コロナ禍」への視線

 自粛、相互監視、差別にデマ……。新型コロナウイルスに見舞われた生活を、統制下に置かれた戦前や戦中の社会と重ねて語られることが増えている。戦後75年の節目の夏。コロナ禍の中で生きる私たちは、知らず知らずのうちに過ちを繰り返そうとしてはいないか。過去の教訓から今、何を学べばいいのか。

 コロナ禍の日常を、漫画家がリレー形式で短編に描く企画「MANGA Day to Day」でトップバッターを務めた。緊急事態宣言で生活が制限され、社会が窮屈になった。読者の気持ちを癒やしたり、元気づけたりするのが漫画の役割だから、出版社の企画に賛同した。

 不要不急の外出の自粛で、散歩や草野球といった日常の楽しみが制限された。仕事場の屋根裏部屋にこもって日常を描いていると、記憶がよみがえってきた。まだ6歳だった終戦直後の旧満州(現中国東北部)で体験した、息を殺すように家族で屋根裏に潜んだ日々のことだ。

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